「女教師研究所データベース」



 (ふ) 不倫 → 同僚などとの不倫


不倫(姦通)
 → 不倫とは、本来は、倫理から外れたこと、人の道から外れたことを意味するが、近年では特に、結婚制度から逸脱した男女関係の意味で使用される。
 不倫は配偶者のある男や女が、配偶者以外の異性と恋愛し、性交を行うことをいう(配偶者のいない男や女が、配偶者がいる異性と恋愛し、性交を行う場合も含む)。古くは姦通、不義密通といった。(くだけた表現では浮気と呼ばれる。この言葉は未婚の恋人同士でも使われる。)
(wikipedia)




不倫を調べてみた。
 ・女性教諭の不倫は、年上の同僚とのものがほとんどであると思われる。
 ・新聞などで明らかになったものは、氷山の一角であると思われる。
 ・年代別に見ると、不倫は、20代の女性教諭が多い。
  より具体的には、20代女性教諭と40代男性教諭の組み合わせが多い。
  20代女性教諭の人生経験の未熟さが数値に繋がっていると思われる。
  ちなみに、男子生徒と性行為に至るのも、20代の女性教諭が多い。
  なお、下記の例では、20代女性教諭は7人、そのうち5人は独身である。
 ・年令差は、20代の女性教諭と40代の男性教諭の組み合わせが多いことから、16−20歳差が多い。
 ・学校別で見ると、女性教諭が最も多い小学校が最も多い結果となっており、人数に略比例している。

    
     ★20代の女性教諭の不倫が最も多く、約半数を占める。
     ★20代の女性教諭と40代男性教諭(同僚)との不倫が多いようだ。


    
     ★20代女性教諭と40代男性教諭の不倫が最も多いことから、年齢差はこのようになる。
     ★年下との不倫は少ない


    
     ★勤務先の学校別のデータであるが、女性教諭の数に比例し、小学校が最も多い。


    *) 上記3つのグラフには、推定不倫が4件含まれている。
    *) 女性教諭と男子生徒との不倫は含まれていない。





(2006.09) 大阪市内の中学校の31歳女性教諭と元同僚の47歳男性事務職員
女性教諭; 大阪市内の中学校勤務(31歳)
不倫相手; 元同僚の事務職員(大阪府立四条畷市立中学校勤務、47歳)
処  分; 飲酒運転容認で、減給1か月(10分の1)
備  考; 不倫と推定される。


飲酒後にバイク運転、死亡事故 教職員2人処分 大阪
 大阪府教委は5日、飲酒後にオートバイを運転して死亡事故を起こしたとして、同府四條畷市立中学校の男性職員(47)を懲戒免職、一緒に酒を飲み、運転することを容認していたとして、同市内の別の中学校の女性教諭(31)を減給1カ月とする処分を発表した。
 府教委によると、男性職員は6月7日夜、京都府木津町の府道でオートバイを運転中、近くの無職女性(67)をはねて死亡させたという。
 事故後、木津署が職員の呼気中のアルコール濃度を検査した際には、道路交通法で定められた酒気帯び運転の規制値に達していなかったが、職員は府教委の聴取に対し、事故直前、勤務先から友人の女性教諭の自宅に立ち寄り、ビールや酎ハイを飲んだと説明したという。
 現在、同署が業務上過失致死容疑で捜査中だが、府教委は刑事処分を待たずに独自に判断した。
 府教委教職員人事課は「法令上は飲酒運転にならないかもしれないが、飲酒後に運転をしたのは明らかで、死亡事故という結果の重大さを考慮した」としている。
asahi.com 2006年09月05日
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200609050052.html


大阪府教委死亡事故職員、「飲酒運転相当」と懲戒免職
 大阪府教委は5日、飲酒後にオートバイを運転して通行人の女性を死亡させた同府四條畷市立中の男性事務職員(47)を懲戒免職にしたと発表した。府教委の内規では、道交法上の酒酔いや酒気帯び運転は原則懲戒免職。事務職員は、事故直後の呼気検査で酒気帯び運転に該当するアルコールが検知されなかったが、結果の重大性などを総合的に判断し、厳重に処分した。
 府教委によると、職員は6月7日夜、元同僚の女性教諭(31)宅で缶ビール1本と缶チューハイ2本を飲み帰宅する途中、京都府木津町の府道で無職女性(67)をはね、死亡させた。
 呼気検査で、呼気1リットル中0・13ミリ・グラムのアルコールを検出。酒気帯び運転の基準値(呼気1リットル中0・15ミリ・グラム)を下回ったため、酒気帯び運転では立件されなかったが、府教委は相手を死なせたうえ、▽基準値とほぼ同等のアルコールが検知された▽過去にも酒を飲んで運転したことを認めている――などから懲戒免職が相当と判断した。
 また、一緒に飲酒した女性教諭も、運転を容認したとして、減給1か月(10分の1)とした。
(2006年09月06日 読売新聞)
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20060906p401.htm


木津署交通事故速報(6/8発行)
<人身事故発生:6月7日午後8時48分頃>
・発生場所:木津町木津の府道天理加茂木津線、JR奈良線高架から東へ10m、
・状況:自動2輪車(排気量250cc)を運転の男性が、府道天理加茂木津線を西から東へ進行中、
 同道路を南から北へ横断歩行中の女性と衝突し、女性が死亡した。
 事故の原因等については、現在捜査中。
木津警察署の電話:0774‐72‐0110
 http://www.souraku-anzen.net/archives/2006/06/




(2005.05) 福岡県久留米市の32歳女性教諭と同僚の32歳男性教諭が駆け落ちして欠勤
女性教諭; 久留米市内の市立中学校勤務(32歳、独身)
不倫相手; 同じ中学校勤務の男性教諭(32歳、妻子あり)
処  分; 職務に専念する義務を怠ったため、減給10分の1(1カ月)の懲戒処分)
備  考; 学校を辞める覚悟で駆け落ちしたが、連れ戻される(3日間欠勤)
      男性教諭は、自宅謹慎 → 施設での研修
      女性教諭は、自宅謹慎 → 病気療養


「駆け落ち」で3日欠勤=男女教諭を減給処分−福岡県教委
 福岡県教育委員会は26日、無断で学校を3日間休み、職務に専念する義務を怠ったとして、久留米市の同じ市立中学校に勤める男性教諭(32)と女性教諭(32)を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分とした。両教諭は不倫関係にあり、学校を辞める覚悟で駆け落ちしたという。
 県教委によると、男性教諭には妻子があり、女性教諭は独身で、1年以上前から交際。4月8日金曜日の授業終了後、女性教諭の車で熊本、鹿児島方面に出掛けた。駆け落ちするつもりで訪問先ではアパートを探したが、熊本市内で教頭や同僚、家族らの説得に応じ、久留米市に戻ることに同意した。
(時事通信) - 2005年5月26日21時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050526-00000032-jij-soci

駆け落ち欠勤の中学教諭を懲戒処分
 福岡県教育委員会は26日、駆け落ちして3日間欠勤したとして、同県久留米市の市立中学の男女教諭を同日付で減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にしたと発表した。
 県教委によると、2人はいずれも32歳で、同じ中学でそれぞれ3年生の担任をしていた。先月8日の勤務終了後に熊本や鹿児島方面に向かい、週明けの11日から13日まで欠勤した。
 男性には妻子がおり、2人は「教師をやめる覚悟で駆け落ちした」などと話しているという。女性の車でホテルを転々としていたが、10日に女性が同僚教諭に「迷惑をかける」などと電話してきたことをきっかけに学校側が説得を開始。13日夜に教頭らが熊本まで迎えに行き連れ戻した。
 2人は「生徒にも迷惑をかけた。教師を続けたい」と話しており、14日にはいったん出勤したが、自宅謹慎となった。男性は久留米市の施設で年度末までの研修を命じられ、女性は病気療養中。
[2005/5/26/19:35] http://www.nikkansports.com/ns/general/f-so-tp0-050526-0015.html

ともに32歳男女教諭が駆け落ち、連れ戻されて“変心”
 福岡県教育委員会は26日、駆け落ちして3日間欠勤したとして、同県久留米市の市立中学の男女教諭を同日付で減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にしたと発表した。
 県教委によると、2人はいずれも32歳で、同じ中学でそれぞれ3年生の担任をしていた。先月8日の勤務終了後、熊本や鹿児島方面に向かい、週明けの11日から13日まで欠勤した。
 男性には妻子がおり、2人は「教師をやめる覚悟で駆け落ちした」などと話しているという。女性の車でホテルを転々としていたが、10日に女性が同僚教諭に「迷惑をかける」などと電話してきたことをきっかけに学校側が説得を開始。13日夜に教頭らが熊本まで迎えに行き連れ戻した。
 2人は「生徒にも迷惑をかけた。教師を続けたい」と話しており、14日にはいったん出勤したが、自宅謹慎となった。男性は久留米市の施設で年度末までの研修を命じられ、女性は病気療養中。
 同県内では1982年にも春日市の中学校で教諭同士が駆け落ち。この時は戻ってこなかったため、免職処分になっているという。
ZAKZAK 2005/05/27




(2004.09) 広島県呉市立中学校の50歳女性教諭と同僚の51歳男性教諭
女性教諭; 呉市立中学校勤務(50歳)
不倫相手; 同じ中学校勤務の男性教諭(51歳)
処  分; 女性教諭は、戒告  男性教諭は、酒気帯び運転のため逮捕後され停職6月
備  考; 男性教諭の病気休暇中に四国へドライブ
      不倫と推定される。


●わいせつ行為で非常勤講師2人を懲戒解雇=広島県教委
 広島県教育委員会は10日、女子中学生(14)にわいせつ行為をし県青少年健全育成条例違反で逮捕されたとして、戸手高校の男性非常勤講師(22)を懲戒解雇。女子高校生らへの強制わいせつ容疑で逮捕された安芸郡の中学校の男性非常勤講師(28)を懲戒解雇とした。
 また、呉市立郷原中学校の男性教諭(51)に対し、病気休暇中にもかかわらず、高知県に観光に行きスピード違反などで検挙されたとして停職6カ月。このほか、男性教諭2人に停職1カ月と戒告の処分を行った。(了)
時事通信 2004年09月10日19時11分
http://book.jiji.com/kyouin/cgi-bin/edu.cgi?20040910-6

ヒジョーシキな非常勤講師2人を懲戒免職
 広島県教育委員会は10日、女子中学生にいかがわしい行為をした県立戸手高校の男性非常勤講師(22)と、女性にわいせつ行為をした同県安芸郡の町立中学校の男性非常勤講師(28)をともに同日付で懲戒解雇した。
 また校内で女子生徒の体を触るなどセクハラ(性的嫌がらせ)行為をした県西部の県立高校の男性教諭(55)を停職1カ月に、高知県内の高速道路で酒気帯び運転をして逮捕された広島県呉市立中学校の男性教諭(51)を停職6カ月、同乗していた同僚の女性教諭(50)を戒告とした。
 県教委によると、戸手高の講師は7月中旬、知り合いの女子中学生(14)が18歳未満であると知りながらいかがわしい行為をした。8月17日に、県青少年健全育成条例違反容疑で逮捕され、罰金30万円の略式命令を受けた。
 一方、町立中学の講師は6月下旬、広島市内の大型雑貨店で、客の女子高校生の体を触ったり、女性に抱きついたりし、強制わいせつ容疑で逮捕された。
ZAKZAK 2004/09/11
http://www.zakzak.co.jp/top/2004_09/t2004091111.html




(2003.10) 三重の県立高校の27歳女性教諭と同僚の43歳男性教諭がW不倫
女性教諭; 三重県立高校勤務(家庭科、27歳、既婚)
不倫相手; 同じ高校勤務の男性教諭(保健体育、43歳、既婚)
処  分; 不倫を理由にそれぞれ減給十分の一(一か月)の懲戒処分
備  考; 携帯電話の使い方を教えたのがきっかけで不倫、教育委員会に匿名のメールあり


三重の県立高で教諭同士が不倫 2人を懲戒処分=東海
読売新聞 2003.10.10 中部朝刊 35頁 (全454字) 
 三重県教委は九日、同じ県立高校に勤務する保健体育担当の男性教諭(43)と、家庭科担当の女性教諭(27)を、不倫を理由にそれぞれ減給十分の一(一か月)の懲戒処分とした。教員同士の不倫による処分は異例。
 県教委によると、二人は互いに配偶者がいたにもかかわらず、昨年七月ごろ、女性教諭が男性教諭に携帯電話の使い方を教えたのをきっかけに交際を始め、月一回程度、県外で落ち合っていた。
今年七月になって、妻に不倫を打ち明けた男性教諭が校長に相談して発覚、女性教諭の夫が校長に「なぜ指導しないのか」などと抗議していた。また、同校の生徒や保護者を名乗って、二人の関係を批判する匿名メールが、県教委に三通寄せられていた。
 女性教諭は七月から体調不良を理由に欠勤、現在は男性教諭も休暇を取っている。二人とも先月末までに離婚した。県教委では「私生活に踏み込んだ処分だが、教員として社会通念上、ふさわしくない行為をしたほか、生徒への影響が心配されることなどを総合的に判断した」と説明している。県教委では近く二人に対し転勤辞令を出す予定。

同じ高校勤務の男女教諭を不倫で懲戒、減給10分の1
読売新聞  [2003年10月9日20時6分]
 三重県教委は9日、同じ県立高校に勤務する保健体育担当の男性教諭(43)と、家庭科担当の女性教諭(27)を、不倫を理由にそれぞれ減給10分の1(1か月)の懲戒処分とした。教員同士の不倫による処分は異例という。
 県教委によると、2人は互いに配偶者がいたにもかかわらず、昨年7月ごろ、女性教諭が男性教諭に携帯電話の使い方を教えたのをきっかけに交際を始め、月1回程度、県外で落ち合っていた。
 今年7月になって、妻に不倫をうち明けた男性教諭が校長に相談して発覚、女性教諭の夫が校長に「なぜ指導しないのか」などと抗議していた。また、同校の生徒や保護者を名乗って、2人の関係を批判する匿名メールが、県教委に3通寄せられていた。
 女性教諭は7月から体調不良を理由に欠勤、現在は男性教諭も休暇を取っている。2人とも先月末までに離婚した。
 県教委では「私生活に踏み込んだ処分だが、教員として社会通念上、ふさわしくない行為をしたほか、生徒への影響が心配されることなどを総合的に判断した」と説明している。県教委では近く2人に対し転勤辞令を出す予定。

43歳と27歳の同僚教師がダブル不倫で減給
三重県教委、「生徒が動揺する」と処分
 三重県教育委員会は10日までに、同じ県立高校に勤務する男性教諭(43)と女性教諭(27)がダブル不倫をし、教員全体の信用を傷つけたとして、減給(10分の1)1月の懲戒処分にした。
 保護者との不倫で処分された例はあるが、同僚との不倫で懲戒対象となるのは全国的にも珍しい。生徒への暴力やわいせつ行為などの不祥事が後を絶たない中、「先生」は私生活においても高い倫理観が求められている。
 2人はともに配偶者があったが、男性教諭が女性教諭から携帯電話の使い方を教えてもらったのをきっかけに昨年7月ごろから交際を始めた。今年9月に2人の関係を批判する匿名の電子メールが県教委などに届き、関係が発覚した。
 県教委は「不倫は個人の問題であり、処分するか否かで議論になったが、2人の関係が知れ渡ると生徒が動揺する」として、処分に踏み切った。
ZAKZAK 2003/10/10


教職員の懲戒処分について




(2003.02) 島根県松江市の市立小学校の27歳女性教諭と同僚の44歳男性教諭
女性教諭; 松江市立小学校勤務(27歳、独身)
不倫相手; 同じ小学校勤務の男性教諭(44歳、既婚)
処  分; 友人女性に対する強制わいせつで、女性教諭は諭旨免職、男性教諭は懲戒免職
備  考; 女性教諭は古瀬元博に脅されていた。


小学校教師不倫カップル「変態プレー」ビデオ撮影
 同じ小学校の中年教諭と若い女性教諭の「不倫カップル」が17日、薬で眠らせた友人女性にワイセツ行為をして逮捕された。その犯行理由がなんともイヤハヤ……。
 準強制ワイセツで捕まったのは、島根県松江市の市立小学校教諭の古瀬元博(44)と加藤和美(27)。01年5月末の夜、2人の共通の友人であるA子さん(20代)に睡眠薬を飲ませて眠らせワイセツ行為をしたという。
「古瀬が加藤に『A子にイヤラシイことをして、その証拠を持って来い』と命令したのです。加藤は言われるままA子さんを自宅に誘い、2人で酒を飲みながら、二日酔いの薬だと睡眠薬をA子さんに飲ませ意識不明にしたのです。ビデオをセットした加藤は、A子さんを全裸にしてオモチャを使ったり、いたぶったり。とても口にできない“性的行為”を撮影したのです」(捜査関係者)
 古瀬は82年4月に小学校に採用され生徒指導主任を務めるベテラン。昨年4月からは松江市内の有線TV局で社会体験研修を担当する“優秀な”センセイだった。
 一方の加藤は99年から古瀬と同じ小学校で1、2年生を担任していた。
「新米の加藤は、生徒指導のことで妻子持ちの古瀬にアレコレ相談しているうちに不倫関係になってしまった。しかし古瀬の『ワイセツビデオを撮って来い』と無理難題を吹っかける“変態趣味”に愛想がつき、昨年秋ごろには疎遠になった。ヨリを戻そうとした古瀬は本人だけでなく加藤の父親にまで『家に火つけたる!』と電話脅迫し、今年1月に逮捕されました」(島根県教委関係者)
 そして取り調べ中に“A子さんのワイセツ撮影”が発覚したというわけだ。2人の先生が逮捕されたこの小学校では、生徒たちになんと説明するのだろうか。
ゲンダイネット  2003年2月18日 掲載
http://gendai.net/?m=view&g=&c=050&no=1573


女性教諭と共謀、わいせつ小学校教諭を起訴 女性教諭は処分保留
 松江地検は10日、薬で女性を眠らせてわいせつな行為をしたとして、準強制わいせつ罪で、松江市春日町、小学校教諭古瀬元博容疑者(44)=脅迫罪で起訴=を起訴した。同容疑で逮捕された共犯の女性教諭(27)は処分保留で釈放した。
 起訴状などによると、古瀬被告は2001年5月20日午前1時ごろ、女性教諭と共謀して、20歳代の女性に睡眠導入剤を飲ませ、わいせつな行為をした。
 これまでの調べで、女性教諭は古瀬被告から脅されるなどしており、松江地検は「女性教諭は薬を飲ませるなど実行行為をしているが、情状などを考慮して処分保留にした」としている。
※関連記事
小学校教諭、同僚女性教諭の父親を脅迫
強制レズ…、不倫先生のあきれた“実習”
ZAKZAK 2003/03/10

わいせつH教諭、男女2人を免職−島根
知り合い女性に、一緒にわいせつ行為
 島根県教育委員会は27日、知り合いの女性にわいせつ行為をしたとして、準強制わいせつ罪などに問われた松江市立小教諭古瀬元博被告(44)=公判中=と、共犯として逮捕された同僚の女性教諭(27)=処分保留で釈放=の2人を懲戒免職処分にした。また監督責任を問い、同小の校長(59)と教頭ら4人を減給などの処分にした。
 また生徒3人に体育教員室で頭をたたいたり、ひざをけるなどの体罰をしたとして、特殊教育諸学校の男性教諭(39)を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分に、同校の校長(59)ら3人を戒告などとした。
ZAKZAK 2003/03/28

記者発表(松江市教育委員会)
【社会】"わいせつの証拠を"準強制わいせつで、小学校教諭の男女を逮捕…島根
【社会】生徒指導の小学校教諭男女2人、知人を睡眠薬レイプ …別容疑から発覚





(1998.04) 秋田県天王町の小学校の26歳女性教諭と同僚の42歳男性教諭、殺そ剤を飲ませる
女性教諭; 秋田県天王町の小学校の臨時講師(26歳、独身)
不倫相手; 同じ小学校勤務の男性教諭(42歳、妻子あり)
処  分; 女性教諭の処分は?  男性教諭は逮捕され、懲戒免職
備  考; 逮捕当時、女性教諭は任期切れ、男性教諭は八郎潟町の小学校勤務
      男性教諭は、懲戒免職不服の訴えを行ったが、棄却(秋田地裁)


妊娠させた女性教諭にネズミ駆除剤 不倫の同僚教諭を逮捕/秋田署
読売新聞 1998.04.30 東京朝刊 31頁
 ◆流産ねらい数回
 秋田署は二十九日、秋田県八郎潟町昼根、小学校教諭K.h.容疑者(42)を、妊娠した交際相手の同僚の女性教諭(当時二十六歳)に、薬剤を混入したワインなどを飲ませ、女性教諭の同意を得ず流産させようとしたとして、不同意堕胎未遂の疑いで逮捕した。
 調べによると、k容疑者は同県天王町の小学校に勤務していた昨年夏ごろ、女性教諭の妊娠を知り、流産させることを計画。同十二月から二月下旬にかけて数回にわたり、秋田市内に借りていたアパートで、ワインやスープにねずみ駆除用の殺そ剤を混ぜ、女性教諭に飲ませた疑い。
 女性教諭は吐き気や脱力感など不調を覚えたため、k容疑者を問い詰めたところ、殺そ剤を飲まされたことを知り、二月下旬、同署に被害届を提出。同署はk容疑者が容疑を認めたため逮捕した。
 k容疑者は昨年四月、臨時講師として赴任した女性教諭と知り合った。妻子がいることなどから、女性教諭に堕胎を求めたが、拒否されたため犯行に及んだと自供しているという。
 k容疑者は今年四月から県内の別の小学校に転勤。また、女性教諭は、混入された殺そ剤が少量だったため無事出産。現在は任期切れで小学校を辞めている。

秋田・八郎潟町 42歳小学校教諭 女性教諭と不倫、毒を飲ませ堕胎企み逮捕
1998.04.30 日刊スポーツ 27頁 (全912字) 
 妊娠した交際中の女性教諭(26)に毒物のネズミ駆除剤を飲ませ、堕胎させようとしたとして、秋田署は29日、不同意堕胎未遂の疑いで秋田県八郎潟町の小学校教諭、k容疑者(42)を逮捕した。同容疑者は、昨年夏ごろに女性教諭の妊娠を知り出産を勧めたが、妊娠6カ月になって中絶できなくなると、ひそかにワインなどにネズミ駆除剤を混ぜて飲ませ、堕胎させようと計画。女性は4月中旬に無事に出産したという。
 調べによると、k容疑者は昨年12月から今年2月にかけて数回にわたり、交際していた秋田市の独身の女性教諭に流産させる目的でネズミ駆除剤を混ぜたワインやスープなどを飲ませた疑い。
 同容疑者はすでに結婚しているが、昨年4月、臨時講師として赴任してきた女性教諭と知り合い、不倫交際がスタート。昨年夏ごろ、女性教諭が妊娠したことが分かると、女性が中絶を希望したのに対し、同容疑者は出産を勧めた。ところが、女性が妊娠6カ月を過ぎたところで、家庭のことなどから中絶させることを計画。同市内に借りていたアパートでネズミ駆除剤を混ぜたスープやワインを飲ませた。
 ワインを口にした女性は当初、全く異物が混入されていることに気がつかなかった。ネズミ駆除剤は人間に対しても有害なもので、ネズミには強い毒性があるという。
 女性は脱力感や悪寒など体の不調を感じたことから不審に思い、今年2月下旬に秋田署に被害届を提出。同署がこの日、k容疑者を任意同行して取り調べたところ、容疑事実を認めたため逮捕した。被害届を出した際、女性は教諭に異物を飲まされたのでは、と疑っていた。
 k容疑者は今年4月から県内の別の小学校に転任。女性教諭は現在は任期切れで小学校を辞めている。同容疑者が3月末まで勤めていた小学校の関係者は「まさか、あんなにマジメな先生が……。信じられない」と話した。同容疑者は学校では生徒から熱心な先生として評判がよかったという。
 女性は飲まされたネズミ駆除剤が少量だったため、4月中旬に無事に出産。子供の命に別条はないという。混入された駆除剤は粉末、あるいは固形物だったかは判明しておらず、同署では駆除剤の購入先や、詳しい動機などを調べている。

免職取り消し請求訴訟 元教諭の訴え棄却 秋田地裁=秋田
 正当な理由がないのに懲戒免職処分を受けたなどとして、南秋田郡の元小学校教諭(47)が、県教委を相手取り、処分の取り消しを求めた行政訴訟の判決が十二日、秋田地裁であった。今泉秀和裁判長は「県教委が行った処分は適法」として、元教諭の訴えを棄却した。
 妻子がいた元教諭は、付き合っていた同僚女性の妊娠が発覚した後、殺そ剤を飲ませて流産させようとしたとして、一九九八年四月、秋田署に不同意堕胎未遂容疑で逮捕された。秋田地検は九九年三月に起訴猶予処分としたが、県教委は秋田地検での処分決定前の同年一月に元教諭を懲戒免職処分とした。元教諭は「公務を離れた私生活上の事柄をもって、免職事由とするのはおかしい」などとして、二〇〇二年九月に提訴した。
 判決で今泉裁判長は「一連の行為は公務員にふさわしくない行為。健全な児童生徒の育成に直接携わる立場にあることからすれば、不倫行為を私的な事柄として処分理由の対象外としなければならないとは言えない」と断じた。
読売新聞(秋田) 2004. 03. 14




(1993.07) 東京都の小学校の35歳女性教諭と元同僚の35歳男性教諭が女性教諭の夫を殺害
女性教諭; 小学校勤務(35歳、既婚)
不倫相手; 同じ小学校勤務の男性教諭(35歳、既婚)
処  分; 殺人・死体遺棄で逮捕 → 懲戒免職?
備  考; 交際の邪魔になったので、共謀して女性教諭の夫を殺害
      女性教諭は、懲役13年(横浜地裁判決)
      男性教諭は、懲役15年(同上)


交際知られ 夫殺害 小学校教諭と元同僚逮捕
1993年7月19日(毎日新聞)
 神奈川県津久井郡の雑木林で昨年秋、東京都八王子の中学校教諭、工藤和伸さん(41)が白骨体で見つかった事件で、神奈川県警捜査一課と津久井署は、工藤さんの妻で小学校教諭、紀子容疑者(35)を殺人容疑で、紀子容疑者の元同僚で小学校教諭、井上哲也容疑者(36)を殺人と死体遺棄の疑いで逮捕した。調べに対し、二人は「交際のじゃまになったので殺した」と供述している。

子供が一番敏感な校内の男女関係 教諭不倫殺人(リポート・事件)
1993.08.03 AERA 65頁
「その事件」がテレビのワイドショーをにぎわした時、あるベテランの、小学校の男性教諭は、「一般企業と同じ。先生の世界にだって噂を含め、不倫はけっこうある。教師も生身の人間」と言った。仕事も地位も収入も対等、男女の比率もほぼ半々。異性同士、飲食するのにさほど抵抗はない。不倫はともかく、「内輪」で親しくなる確率はかなり高いのかも、と別の中学教諭はいう。三十代の女性教諭によれば、「狭い社会だから噂は早い。一番敏感なのが、実は子供。おかしなことがあれば必ずバレ、子から親へ風評が伝わる」
○普通は一方の転勤でケリ無視できなくなった管理職のとる方法は一般企業同様、転勤。表向きは違う。教育委員会や校長たちは口をそろえて、「気づいたとしても、個人的な問題(不倫)を理由に異動させられないし、注意もできない」だが、実際は不倫から正式離婚に進んでも「M教員」(問題教師の意)として転勤させられるケースも。さきの女性教諭によれば、「転勤になるのは多くが女性の方で、大概、あの女は先生のくせに派手だからとか、唆したとか、おもしろおかしく伝わっている」だが「事件」がこれほど関心を集めたのは、「殺人」という決着が図られたからだろう。舞台となったのは、「教育環境の良さから、教師の間で希望が集中する地区」(教職員組合関係者)である東京都世田谷区の区立小学校。工藤紀子容疑者(三五)は、そこの養護教諭で、「きれいで活発な保健室の先生」との評判だった。同僚に、スポーツマンタイプで、子供たちに人気のあった井上哲也容疑者(三六)がいた。犯行が明るみに出たのは、工藤容疑者が、今春、在校四年目にして他校に移った後。七月十七日、神奈川県警津久井署特別捜査本部が、殺人などの容疑で、二人を逮捕した。関係者の話を総合すると、ともに子も配偶者もいた二人は、二年ほど前から親密な関係になっていたらしい。昨年の夏休み中、工藤容疑者は、夫で中学校教諭の和伸さん(当時四〇)を残し、子供を連れて実家に帰っている期間に犯行日を設定。当日は井上容疑者が東京・八王子市にある工藤家を訪れた。遺体は全裸で、中央高速道沿いに近い山の中に捨てられた。このあたりは東京都と神奈川県の境界線が入り組み、捜査が非常に難しい場所だった。世田谷の小学校の校長は、二人の関係やトラブルについて、「全く気がつかなかった」と言っている。一方、和伸さんが勤務していた中学校では、日直当番日の前日、八月十八日に工藤容疑者から、「夫が家出をした。当番を別の人にかえてくれ」と連絡があった。さらに「失踪」を強調するため、「家出中」の夫から自分にあてた手紙を偽造したり、夫の前任地の周辺を捜し回っているそぶりをみせたりしていた。「『戻ると信じてるから捜索願は出したくない』と、かわいそうな様子で、私は変に思わなかった」とその校長は述べている。
○二カ月後に出した捜索願発覚に脅えたためか、工藤容疑者は捜索願を頑なに出したがらなかった。失踪から二カ月もたって届けが出された不審さが、かえって警察の目を引く結果になった。昨年十一月、野犬がくわえてきたのか、道路わきの斜面の落ち葉の間に、人の下アゴの骨が落ちているのが見つかった。斜面上の雑木林から白骨死体も見つかる。該当する行方不明人の洗いだしの過程で、二人の犯行が浮かんだ。二人が親密になる以前から、工藤夫婦の間では離婚話が持ち上がっていたといわれる。なぜ殺人に至ったのか、動機の取り調べが進んでいる。逮捕は、夏休み直前。勤務先の小学校では子供たちにどう説明するかでかなり混乱した。だが、和伸さんのいた中学校では臨時朝礼で事件の報告をしたが、「テレビ、新聞で知れ渡っていたのか、動揺はなかった」(編集部 高田圭子)

中学教諭殺害 横浜地裁判決 妻に懲役13年 元同僚は16年 「教師の殺人、子に衝撃」
中日新聞 1994.04.25 夕刊 11頁 社会面
 不倫関係の東京都内の教諭同士が共謀、女性教諭の夫を殺したとして、殺人と死体遺棄罪に問われた多摩市聖ケ丘、元小学校教諭井上哲也被告(36)と両罪の共犯とされた八王子市久保山町、元小学校教諭工藤紀子被告(36)に対する判決公判が二十五日午前、横浜地裁で開かれた。
 松浦繁裁判長は「教師でありながら簡単に人命を奪い、子供たちに大きな衝撃を与えた」として井上被告に懲役十六年(求刑懲役十八年)、工藤被告に同十三年(同十五年)を言い渡した。
 判決によると、両被告は工藤被告の夫で中学校教諭の和伸さん=当時(40)=を殺害することを計画。工藤被告が自宅の見取り図や合いかぎを井上被告に渡して里帰りしている間の平成四年八月五日、和伸さんの留守を見計らって工藤被告方に侵入した井上被告が、帰宅した和伸さんの額などを金づちで強打して死亡させ、遺体を乗用車のトランクに詰め翌日、神奈川県津久井郡藤野町の山林に捨てた。
 両被告は平成二年、同僚として知り合い交際を深めたが、同四年六月下旬ごろ両被告がデートしたレストランのレシートを和伸さんが見つけ工藤被告を追及したことから殺害を計画した。




(1993.04) 大阪府南河内郡の町立小学校の女性教諭が同僚の男性教諭と同時に行方不明
女性教諭; 小学校勤務(37歳)
不倫相手; 同じ小学校勤務の男性教諭(49歳)
処  分; 分限免職
概  要; 女性教諭(37歳)が同じ小学校勤務の男性教諭(49歳)と同時に行方不明
      経験のある女性教諭(37歳)が指導方法について男性教諭の相談にのっていた。
      不倫と推定される。


教員3人行方不明、分限免職に−−大阪府教委
毎日新聞社 1993.04.06 大阪夕刊 9頁 社会
 大阪府内の小、中学校で教員三人が学校に理由を告げないまま欠勤、行方が分からなくなり、府教委が今年二月から三月にかけて三人を分限免職(ことば欄参照)にしていたことが六日分かった。府教委によると、三人は寝屋川市の市立中学校の男性教員(49)と南河内郡の町立小学校の男性教員(49)と同小女性教員(37)。 府教委は「どんな理由かは分からないが、学校運営に支障が出てきたので処分した」と話している。

NEWS検証 相次ぐ教師失跡 それでも慕う子供 年賀状だめかな/大阪
読売新聞社 1993.12.05 大阪朝刊 27頁
 今年、大阪の小、中学校で教師の失跡が相次いだ。三校で四人にもなる。かつてなかったことだ。
 いずれも三十−四十歳代で家族があり、学校運営や教科指導の柱になるべき中堅である。それが辞表一枚もなく突然児童、生徒の目前から消える。師走になっても行方はわからない。
 吹田市の小学校では、音楽担当の男性教諭(37)が二学期初めから「体調が悪い」と休みがちになった。そのうち九月下旬に年休を数日とった後、連日無断欠勤。家族に問い合わせて初めて失跡とわかった。この間、同僚が交代で音楽の授業を進め、顧問だったバスケットボール部の指導にもあたった。
 十月下旬に依願退職扱いに。児童には校長が「病気で辞めた」とだけ説明した。教諭が昨年担任した今の四年生たちは「早く良くなって会いに来て下さい」「バスケットだけは教えに来てくれるんだよね」などと手紙を送った。
 四年生の母親の一人は「先生は夫と同い年で子供が慕っていました。返事が来ないから年賀状もだめかなあとしょげているのを見ると、実は勝手にいなくなったのよ、なんて責める気にもなれないし……」とため息をついた。
 河南町の小学校では一月初め、六年担任の女性(37)と養護学級担任の男性(48)の両教諭が、同時に姿を消した。男性教諭は養護学級を受け持ったのは初めて。他校で経験のある女性教諭が指導方法について相談にのっていた、という。
 「教師が子供をほうり出して行くとは」などと苦情が相次ぎ、二人は免職に。六年生の中には「行方不明やて」「かわいそう」とうわさし合う子もいる。町議会では、学校や町教委の管理責任が問われた。
 一月に姿を消し、免職となった寝屋川市の中学の数学教諭(49)は教務主任。PTAの世話にも熱心で、教頭試験に挑むなど、将来を期待されていた。同僚らが「事件に巻き込まれたのでは」と、一時は何度も駅前などを捜し回った。入試直前の授業は同僚で埋めるしかなかった。
 それぞれ、「事情」があっての選択なのだろう。残されてなお、身を案ずる子供たちの声が、本人に届くことはないのだろうか。(社会部・満田 育子)




(1991.10) 福岡県福岡市内の小学校の女性教諭が別の小学校の男性教諭と無断欠勤
女性教諭; 小学校勤務(27歳、独身)
不倫相手; 別の小学校勤務の元同僚(32歳、既婚)
処  分; 分限免職
概  要: 独身女性教諭(27歳)が、噂のあった既婚の同僚(32歳)とほぼ同じ時期から無断欠勤
      不倫と推測される。


男女教諭が蒸発2か月 分限免職処分に/福岡
読売新聞社 1991.10.24 西部朝刊 22頁
 福岡市内の市立小学校の男性教諭(32)と、別の小学校の女性教諭(27)が今年八月のほぼ同じ時期から無断欠勤を続け、地公法二八条に基づき「職員としての適格性に欠ける」として分限免職処分になっていることが二十三日、明らかになった。
 二人は以前の同僚で、現在も所在は不明。市教委では「公職を一方的に放棄しており、非常に遺憾だ」とし、今月四日付で処分した。
 無断欠勤が始まったのが夏休み中で、当初、支障はなかったが、男性は三年生、女性は一年生の担任のため、市教委は二学期から二つの小学校に非常勤講師各一人を配置して対処した。
 男性は既婚、女性は独身。男性が今年四月に現在の学校に転勤するまで二年間同じ小学校に勤務。この間、交際しているとのうわさがあったため、校長が確認したが、二人とも否定したという。




(1988.10) 兵庫県の29歳の中学校女性教諭と28歳の中学校の男性教諭、男性教諭が殺される
女性教諭; 中学校勤務(29歳、既婚)
不倫相手; 福崎町立市川中学校勤務の男性教諭(37歳、妻子あり)
処  分; ? 夫は逮捕
備  考; 不倫を疑った女性教諭の夫に、不倫相手とされた男性教諭が殺害される。


県立高校教師が中学教師を刺殺  兵庫、妻との仲疑う
1988年10月16日(朝日新聞)
 15日午後5時半頃、兵庫県姫路市の喫茶店前の駐車場で、同県福崎町立市川中学教諭Nさん(28)が血まみれになって倒れており、病院に運ばれたが出血多量でまもなく死んだ。
 姫路署員が駆けつけると、県立滝野高校教諭M(37)とMの妻で中学教諭のA子さん(29)が、放心状態で立っていた。MはNさんを包丁で刺したと自供し、同署は殺人の現行犯で逮捕した。




(1987.10) 三重県内の小学校の25歳女性教諭と37歳男性教諭、男性教諭が無理心中を図る
女性教諭; 三重県安芸郡大安町立笠間小勤務(25歳養護教諭、独身)
不倫相手; 三重県四日市市立富洲原小学校勤務(37歳、妻子あり)
処  分; 逮捕 → 懲戒免職?
備  考; 同僚だった女性教諭の結婚を控え、男性教諭が無理心中を図る


職員室の不倫、死の清算 無理心中図り女性教師を絞殺 三重
朝日新聞 1987.10.07 東京朝刊 27頁 1社
 三重県内の小学校教師が元同僚の女性教師を殺し、6日、津署に緊急逮捕された。2人は、昨年春までの2年間、熊野市内の小学校に一緒に勤務、それ以来の交際が続いていた。来月に女性教師の結婚を控えて、妻子ある男性教師が無理心中を図ろうとしたらしい。
 逮捕されたのは、安芸郡河芸町東千里、四日市市立富洲原小教諭、垣本久(37)。殺されたのは、員弁郡員弁町大泉、同郡大安町立笠間小養護教諭、谷崎智恵子さん(25)。
 調べでは、垣本は5日午前9時ごろ、四日市市内で谷崎さんと落ち合い、鈴鹿市内をドライブした。5日夕、谷崎さんの車に乗り換え、垣本が谷崎さんを自宅まで送り届けようとしたが、途中で助手席の谷崎さんの首を絞めて殺した疑い。
 垣本は、谷崎さんを乗せたまま自宅に帰り、ガレージ内に入り込んだ。同夜、車内で手首をカミソリで切ったが、死に切れず、翌6日午後3時ごろ、捜していた家族に見つけられた。
 調べに対し「ほかの男にとられるぐらいなら、殺して自分も死のうと思った」と供述している。
 垣本は、47年大東文化大文学部卒。三重県内の小、中、高校の講師を務めたあと、51年に正式採用。57年4月、実家のある熊野市内の小学校に赴任した。谷崎さんは59年に愛知女子短大を出てこの小学校に着任。ともに、61年4月にそれぞれ現在の学校に移るまで一緒に勤務した。当時、2人の交際がうわさになり、上司らが注意したこともあるという。しかし、谷崎さんが結婚することになり、ことし4月ごろから別れ話が出ていた。
 谷崎さんの勤めていた笠間小は4日が運動会で、5日は代休だった。同校の瀬木行信校長は「突然のことでびっくりしている。明るくまじめな先生で、400人の児童から慕われていたのに……。毎朝7時半には登校し、子供たちの姿を観察するなど保健の仕事をきちんとしてくれました。残念でなりません」と話していた。
 一方、富洲原小の西村校長は「子供たちに人気のある先生なのに、そんなことをするなんて考えられない。愛人がいたとは知らなかった」と、信じられない様子だった。

三重県で妻子ある小学校教諭が交際相手の女教師を殺す
毎日新聞 1987.10.07 東京朝刊 23頁 社会
 六日午後三時五十五分ごろ、三重県安芸郡河芸町東千里七四の一、四日市市立富洲原小教諭、垣本久(37)から「恋人の首を絞めて殺した」と一一〇番通報があった。津署員が急行したところ自宅北側ガレージ内の乗用車助手席で同県員弁郡員弁町大泉一五七七の四、同郡大安町立笠間小養護教諭、谷崎智恵子さん(25)が死んでおり、同署は現場にいた垣本を殺人容疑で緊急逮捕した。二人は五十九年に熊野市内の同じ小学校で勤務した時から交際を続けていたが、谷崎さんが来月結婚することになり、妻子のある垣本が「別れたくない」と殺人に走ったらしい。教師の“不倫殺人”に関係者は強い衝撃を受けている。
 同署の調べによると、垣本は熊野市立荒坂小に勤務していた五十九年ごろ、同小に赴任してきた谷崎さんと交際を始め、それぞれ別の小学校に転勤となった後もつき合いは続いていたが、今年四月ごろ、谷崎さんが十一月中旬に結婚することを知り別れ話に悩んでいたという。
 このため、二、三日前から学校を休み、五日午前九時ごろ、四日市市内で谷崎さんと落ち合い、垣本の車で鈴鹿市内の寺などを回り、午後五時半ごろ四日市市に戻った。谷崎さんの車に乗り換えたが、垣本は、車内で谷崎さんの顔をみているうちに「他の男に取られたくない」との思いがつのり、手で谷崎さんの首を絞めて殺したらしい。
 垣本は殺した谷崎さんを乗せたまま午後七時半ごろ自宅に戻った。妻は外出中で、子供の寝顔を見ているうちに自分も死のうと、安全カミソリを持って車に戻り左手首を切ったが死にきれず、車でそのまま寝込んだ。
 帰宅した妻が垣本の姿が見えないのを心配し、熊野市の夫の実家に電話。六日午後三時ごろ、かけつけた垣本の実兄(41)が車内にいた垣本と殺された谷崎さんを発見、実兄が自首をすすめ、垣本が自分で一一〇番したという。
 垣本は熊野市出身。同県立木本高を出て四十七年に大東文化大文学部英米文学科を卒業。四十八年十月から各地の小、中学校の臨時講師を務めた後、正式教員に採用された。五十一年四月から五十七年三月まで同県三重郡楠町立楠小、五十七年四月から六十一年三月まで熊野市立荒坂小に勤務後、現在の四日市市立富洲原小に移った。同小では六年一組の担任。九月二十日に行われた運動会では準備係担当、子供たちと一緒に走り回っていた、という。家庭には妻と五年生を頭に四年生、一年生の男ばかり三人の子供がいる。
 富洲原小の西村幸平校長は「さわやかで男性的で、子供たちからも慕われていた。深く悩んでいたとは知らなかった。事実関係を確認し、子供たちには、きちんとわびたい」と話していた。
 一方、殺された谷崎さんは、四日市市のメリノール女子学院高校を経て五十八年、愛知女子短大家政学科を卒業。臨時の養護助教諭の後、五十九年四月から六十一年三月まで熊野市立荒坂小に勤務。昨年春から現在の大安町立笠間小に勤めていた。笠間小学校の瀬木行信校長は「谷崎さんは明るい性格で、子供たちに好かれていた。こんなことになるなんて……」と、肩を落としていた。
 二人が知り合った熊野市立荒坂小当時の上司らによると、二人のつき合いがウワサとなり、垣本に注意したこともあったという。
 三重県の中林博教育長は「平素から教育公務員として厳正な服務を求め、私生活でも適正な生活をするように指導していたのに残念だ。早急に教育委員会を開き対策を考えたい」と、語った。

小学教師が女教師絞殺 “不倫の愛”の果て 自分も自殺図る 三重・河芸町
中日新聞 1987.10.07 朝刊 23頁 社会面
 【津】六日午後三時五十五分ごろ、三重県安芸郡河芸町東千里七四ノ一、四日市市立富洲原小教諭、垣本久(37)が「恋人を殺した」と一一〇番通報してきた。津署員が駆けつけると、垣本の自宅ガレージ内の車の助手席で、同県員弁郡員弁町大泉一五七七ノ四、同郡大安町立笠間小養護教諭、谷崎智恵子さん(25)が手で首を絞められ死んでいたため、垣本を殺人の疑いで緊急逮捕した。垣本には妻子があり、谷崎さんは近く別の男性と結婚する予定で、垣本は「ほかの男性に谷崎さんを渡したくなかった。発作的に殺した」と供述している。
 調べによると、垣本と谷崎さんは同県熊野市立荒坂小学校で知り合った。ともに昨年四月、現在の勤務校へ転任したが、交際を続けていた。
 二人は五日午前九時ごろ、四日市市内でそれぞれの車で落ち合い、垣本の車で同市や鈴鹿市内をドライブ、午後三時三十分ごろ落ち合った場所へ戻り、谷崎さんの車に乗り換え、車内で約二時間ほど話をした後、垣本が谷崎さんの首を素手で絞め、殺した。
 垣本は助手席に谷崎さんの遺体を乗せたまま、同七時三十分ごろ自宅へ戻り、子供の寝顔を見たあと、殺した谷崎さんがいるガレージ内の車の中に入り、左手首をカミソリで切って後追い自殺を図った。しかし、死に切れず、車内で一夜を明かした。
 垣本の妻(37)が、夫が帰ってこないため、熊野市の垣本の兄(41)に連絡、六日朝から捜していて、垣本を見つけた。垣本は兄から説得を受け一一〇番した。垣本は左手首に約一週間のけが。
 垣本は四十七年三月、大東文化大卒、産休時などの臨時講師のあと、正式採用され、五十一年四月から五十七年三月まで楠町立楠小、五十七年四月から六十一年三月まで荒坂小、六十一年四月から現在の富洲原小に勤務。妻と小五、小四、小一の男子の五人暮らし。
 谷崎さんは五十八年三月、愛知女子短大卒、臨時養護助教諭のあと、五十九年四月から六十一年三月まで荒坂小養護教諭。六十一年四月から笠間小で教えていた。




(1986.03) 東京都立広尾高校の女性教諭、同僚の男性教諭との“不倫の恋”に悩み
女性教諭; 東京都立広尾高校勤務(25歳国語担当、独身)
不倫相手; 同僚の男性教諭(年令不明、妻子あり)
処  分; 逮捕 → 懲戒免職 →懲役十月、執行猶予二年(求刑・懲役十月)の温情判決
備  考; 入試試験の答案用紙を盗み捨てる


広尾高の女教諭逮捕 都立高入試答案を盗み捨てる
朝日新聞 1986.03.29 東京朝刊 23頁 1社
 先月25日に行われた東京都立高校の入学試験で、広尾高校(渋谷区東4丁目、遠山正雄校長)を受験した男子生徒の理科の答案用紙が紛失する事件があり、警視庁捜査3課と渋谷署は28日、同高の国語教諭、佐藤真由美(25)=中野区鷺宮2丁目=を追及したところ犯行を自供したため、公文書毀棄(きき)の疑いで逮捕した。
 調べでは、佐藤は先月25日午後2時10分ごろ、広尾高校入試会場の実施本部室で回収した答案用紙の穴あけ作業中、答案用紙1枚を抜き取り、セーターの中に隠して持ち出して、西武新宿駅構内のゴミ箱に捨てた、という。
 佐藤は27日、学校長あてに「ヒロオノミナサマ トウアンハ25ニチ、コンポウマエニキエタ」という内容の無署名の手紙を送っていた。
 調べに対し佐藤は「答案用紙が1枚なくなったら、どうするだろうと考えているうちに、衝動的にやってしまった」と話している。同署は、佐藤が校内の異性問題で悩んでいたことなどから、さらに動機を調べている。佐藤はこれまでにも何回も、異性問題にからんで“怪文書”を学校関係者に送っていた。
 答案用紙は合同選抜第21グループ(戸山、広尾、駒場など8校)の当番校である戸山高校に運ばれて26、27日に採点、個人別に得点集計を始めた27日午後になって1枚なくなっていることに気づいた。
 同校では盗まれた答案の得点を内申書や他の教科の得点などから算出し、なくなった答案の受験生を合格としている。
 広尾高校の遠山正雄校長は「佐藤教諭は目立たないごく普通の教師だった。中学生にとって重大な入学試験で、厳正、公正にやられて当たり前なのに……。このようなことになって遺憾、としかいいようがない。学校の最高責任者として責任を感じている」と語った。  東京都教委によると、佐藤は筑波大卒で、58年4月採用と同時に広尾高校勤務となっていた。高校では国語の担当で、放送部、バレーボール部の顧問。今回の入試では、21グループの国語の採点委員だった。

答案抜き取り猶予刑 元都立広尾高女教師 言語道断だが反省
読売新聞 1986.09.11 東京夕刊 19頁
 同僚の男性教諭との“不倫の恋”に悩み、入試答案を抜き取って破棄したとして、公文書毀棄(きき)罪に問われた東京都中野区鷺宮、元都立広尾高国語科教諭(懲戒免職)佐藤真由美被告(25)の判決公判が、東京地裁刑事十二部(新谷一信裁判長)で十一日開かれた。新谷裁判長は、「教職にあった者の行為としては言語道断で、入試制度や学校制度への社会の信頼を裏切った責任は重いが、深く反省している」と述べ、懲役十月、執行猶予二年(求刑・懲役十月)の温情判決を言い渡した。
 公判では、佐藤被告が不倫に悩んでいたとしても、なぜ答案抜き取りをしたかが問題となり、検察側は「個人的なうっぷん晴らし」と切り捨てたが、弁護側は同被告にほとんど恋愛経験がなかったことなどから「自分の行為を認識できないほどに不安定な精神状態の中で起こした突発的、衝動的な犯行」と反論していた。
 新谷裁判長は、「犯行は計画的でないにせよ、それ以前に二人の仲を中傷する手紙を学校関係者に送りつけるなどした行為の延長線上にあり、偶発的とは言えない」と判断し、「精神的に苦しかったことはわかるが、罪責は重い」と述べた。同裁判長は判決後、「これまでのことは忘れられないだろうが、まだ若いのだから今後の教訓として生かして欲しい」と諭し、佐藤被告は「ありがとうございました」と頭を下げた。

答案抜き取り女教師に有罪判決
1986年9月11日(毎日新聞)
 東京都立広尾高校で今年2月、入学試験の理科の答案用紙が紛失した事件で、公文書毀棄罪に問われた元同高教諭S(25)被告の判決公判が開かれた。
 裁判長は「妻子ある同僚教諭との交際に悩み、鬱積した気分を晴らすという全く個人的な動機から重要な文書を捨てたという行為は、現職教師として言語道断」と述べ、同被告に懲役十月、執行猶予二年の有罪判決を言い渡した。


写真は「新潮45」の2008年5月号からの抜粋




(1974.05) 兵庫県神崎郡市川町内の小学校の女性教諭が17歳年下の新米教師と駆け落ち (グラフデータ外)
女性教諭; 市川町立鶴居小学校勤務(42歳、既婚)
不倫相手; 同じ小学校勤務の同僚(25歳、独身)
処  分; なし
概  要: 1974年(昭和49年)5月、夫と子供がいる42歳のベテラン女性教諭が、25歳の独身の男性教諭(教師歴2年目)と不倫の末、駆け落ち。


小学生が泣いた 「ベテラン女教師と新米センセイ」の駆け落ち劇
新潮社「新潮45」 2008年5月号 40-42頁
「(か) 駆け落ち → 同僚などとの駆け落ち」を参照

*) 本件は、女性教諭が年上という少数の例である。






【参考】


[牧太郎のここだけの話]「不倫だから免職」はおかしい
毎日新聞 2000.02.15 東京夕刊 3頁 総合
 「君の家は?」「花火屋です」「あなたの家は?」「人形問屋でーす」
 創立130年。東京23区で一番、歴史の古い台東区立育英小学校は、浅草橋玩具(がんぐ)問屋街の近くにある。
 赴任間もない女教師が子供に尋ねる。おかっぱの同級生が「置屋です」とオズオズと答えた。
 「おきや? 何を置いてるの?」と女教師が尋ねる。小学3年のおかっぱは言葉に詰まった。
 「どうしたの? お答えなさい!」
 女教師は少し居丈高になっていた。
 おかっぱが泣き出す。教室中がどうしていいか分からなかった。
 「芸者だよな」と誰(だれ)かが小さい声で答えた。小学3年生には「芸者」という職業が何たるか、理解できないが秘密めいたものだけは感じていた。
 育英小には、問屋街の隣の「柳橋」の子供たちも通っていた。柳橋は江戸時代から隅田川沿いに料亭が建ち並び、その周りに待合、芸妓(げいぎ)置屋が点在する花柳界。そのころ(昭和30年代)柳橋は赤坂、新橋と並ぶ格式のある色街だった。
 芸妓置屋を知らなかった女教師には罪はない。が「大人のくせに芸者置屋も知らねエのか!」と僕は文句を言った。
 そんな土地柄で育ったので、子供のころから「おめかけさん」という存在を知っていた。ここだけの話だが、喜劇王のEさん、時代劇俳優のKさん、大銀行の某頭取さんといった著名人の愛人が横丁に住んでいた。だから僕は小さいころから「立派な人はおめかけさんを持つもの」と思っていた。
 不倫は文化だ! なんて大見えを切るつもりはないが、こころが通じ合える女性を愛人にする行為は、それほど人道に反するとは思えない。
 不倫騒動のゴタゴタで心中未遂まで起こしたNHKのアナウンサー氏が懲戒免職になった。これには腹が立った。定年寸前の職員から「不倫騒動」を理由に職を奪い、退職金を剥(はく)奪(だつ)する。正気のさたではない。
 怪事件多発の昨今「不倫免職事件」は忘れがちだが、これは大事件だ。「不倫」は男女合意に基づいた行為。いやがる女性にセクハラした「犯罪」とは違う。度重なるトラブルで恥ずかしい思いをするのは身から出たさび。しかし、退職金を奪い取るとは……。
 不倫騒動で視聴料の不払いが増え、NHKに多大な迷惑を掛けた、なんて指摘もあるが、払わない人は何かとへ理屈を付けて払わないものだ。
 「不倫はいけません!」の集団ヒステリーの先頭に公共放送局がいるなんて……。「隣組」が自由を奪った戦中の悪夢を見るようだ。【編集委員】


スイッチヒッター 大正の不倫事件
中日新聞 1998.02.25 夕刊 10頁 文化面
 「市川房枝は『名古屋新聞』をなぜ一年で辞めたか?−桧山事件とその波紋をめぐって」と題した秦達之氏による論考が、先ごろ出された「東海近代史研究」第十九号に発表されている。
 大正六年に起こった教師同士の不倫スキャンダル事件が、当時同紙記者だった市川に与えた影響を読み取ろうとする試み。名古屋の公立女学校の校長と裁縫教師(ともに既婚者)の校内での問題ある振る舞いを独身女教師が目撃、それを「新愛知」新聞が報道し校長が女教師らを名誉毀損で訴えた。桐生悠々らによる「新愛知」の論調、視点を違えた「名古屋新聞」の紙面展開などが分析される。
 それによると市川は事件と直接関係はなく、記者としても書いていない。事件をどう見ていたか裏付ける記録などもなく、事件の彼女への影響は推測の域を出ないという印象は免れない。しかし、教師体験のある市川が事件に無関心であったはずもなく、貴重な着眼といえる。事件そのものの“時代性”もまた興味深い。当初ヒステリーと見られていた独身女教師は、最後には品性高潔と賞揚され、実質勝訴するのである。(寛)




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