記者発表 松江市教育委員会 平成15年2月18日 昨日(17日)、本市小学校教諭 古瀬元博 及び 加藤和美が共謀してわいせつ行為をしたとの容疑で逮捕されました。 これは、教職にある者として決して許されない行為であることはもちろん、学校教育に対する信頼を大きく失墜させるものであり、児童生徒、保護者はもとより市民の皆さんに対し深くお詫びいたします。 今後、教育委員会として、該当学校の児童の心のケアに努めることはもちろん、再発防止に向け最大限の努力を行う覚悟ですので、ご理解をいただきたいと存じます。 教育委員会といたしましては、昨日(17日)午後8時より、臨時教育委員会を開催し、今後の対応について協議いたしました。その内容は、 (1) 18日 午後2時30分 校園長会の開催(高校、中学、小学、幼稚園) ・教職にある者として勤務時間内はもちろん私生活においても自らを厳しく律することの指導を徹底する。 (2) 18日午後または19日朝 各学校・幼稚園において職員会開催 ・校園長会での指導事項の徹底 (3) 教育委員会から保護者への説明文書作成 ・市内全学校において児童生徒を通して保護者へ渡るようにする (4) 児童の心のケアについて、学校や関係機関及び専門家と協議し対応する。 (5) 教職員の服務規律確保や資質の向上など社会の信頼を得るための方策について具体的な検討をするために、教育委員会と学校とでワーキンググループをつくる。 逮捕された教員の所属する学校では、昨夜、学校評議員、PTA役員、逮捕となった教員の担任学級の保護者に対する謝罪と説明を行いました。 また、本日(18日)は、該当学級児童はもとより、全校児童に対して、今回の事件を説明し、自分の心をしっかり持って落ち着いて生活するよう励ますこととしており、夜にはPTA総会を開催し、保護者に謝罪するとともに、学校に対する信頼回復に向けての決意をお話することとしております。 http://www.city.matsue.shimane.jp/jumin/shisei/kouhou/press/h15/0218.htm |